ベッ甲修理.com

べっ甲修理.comは東京で創業200年を越える江戸鼈甲の老舗”江戸鼈甲屋”のプロデュースサイトです。          

        
    

TEL.03-

3636-3595 〒136-0071 東京都江東区亀戸2-36-10
営業時間:10:00~19:00 定休日 毎週火曜日

修理事例1 花かんざし

修理事例1 花かんざし

花かんざし今回の修理はこの花かんざしです。

花かんざしの後ろで支えている部品が真ん中から裂けてわれってしまったそうです。

かなり古い作品です。 久しぶりこのような綺麗な花かんざしを拝見しました。

 

 

 

壊れてしまったパーツの拡大写真がこちらの画像です。DSC_0786-002

これのパーツはかなり小さいパーツですし、裂けてしまった部分以外もかなりいたんでしますので今回は新規にこの部分だけを作り直したほうが良さそうです。

 

 

 

この案件ですと修理は2通り提案させていただきました。

1、新規に白甲の材料をこしらえて、この部分のパーツだけを制作する。○参考価格:18,000円

2、とりあえず、この部分だけ樹脂を使って簡易的に修理を行う。○参考価格:3,500円

今回はお客様のご移行でとりあえず2番の方法で施工することになりました。

代々受け継いでおられる品だそうです。次の代に引き継ぐ時に正式な修理をされると良いですね。

DSC_0788-001

・作業1: 切り出し

色味の近い樹脂を切り出して大体の形を整形します。

もともとも形により少し大きめに切り出しておきます。

 

 

 

・作業2: 整形

DSC_0791-002

かんざしの2本の棒がきれいに入ってさらにスポット抜けないように微尿に調整しながら少しずつ削っていきます。もともとも形にと同じようにここからカンギ等を使って形を整えていきます。ある程度の形ができたらかんざしがとおる穴を開けて、飾り部分を固定する差込穴を開けます。

調整が完了したら、角を落として少し丸みをつけます。

 

 

 

DSC_0793-001

・作業3: 磨き・取り付け

整形が出来上がれば磨きの工程です。

サンドペーパーの低い番手から少しずつ磨き3段階から4段階の番手を変えて磨いていきます。

最後は仕上げ磨きを回転するバフを使って磨くとピカピカに仕上がります。

磨きが終われば取り付けです。この場合は樹脂系の接着剤を使います。

 

・作業4: 最終チェック

DSC_0798-002

すべての工程が完了したので、早速取り付けてチェックします。少しはめた時に窮屈な感じがなのでまたななの部分を削りました。

 

 

 

 

 

DSC_0811-001作業完了です。完成品がこちら。

とっても素敵な花かんざしが復元できました。

末永く大事に使っていただきたいそんな花かんざしでした。

 

 

 

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

« »